歌謡祭二〇〇九年終盤の若さはじけて夜空に響く (真理、ettyaさん、真理、青葉さん、やよいさん)
寒空に煌めく星の飛びゆくは幸せ願う貴方(きみ)のもとへと
年賀状早々と書き投函は押し迫るまで机に眠る
事始め寿ぐ初春に空仰ぎ一日一首 言の葉拾う
一葉の命つなぐか風に揺れ今日を明日をと希みかけおり
白梅のかたい蕾もゆるやかに一雨ごとの春を探して
春一番髪も乱れて夢砕く幼き頃の母のぬくもり
済まぬこと詫びて今宵も一人酒 桜浮かべて恥じ居る今日は
雨ばかりかすむ雪洞さみしそう行きかう人の傘に花散る
万華鏡色鮮やかにめくるめく千変万化の想い出のせて
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