『ひ』の部屋へ

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ひの部屋は
お日様大好きヒマワリの
日々の思いをまっすぐに天に向かいて伸びる部屋

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人はただ身に迫り来る無常をば 心にかけて忘るまじきとぞ

(悠(yuu)さん)

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陽射し避け十字架背負いじゅうやくの白き花こそひそやかに咲く

   一人ではないよと自分に言い聞かせ声無き一人に話しかけんと

   ひぃふぅみ孫に教えるおじゃみなど楽しき笑いに孫の苛立ち

表面の温度信じて飛び込めば冷と熱との二段重ねに

一筋の光明見えた冬の空明るき未来に期待したりて

彼岸花 毒々しいまでの赤の色 毒をもてりと誰をささんか

広がりし 傷を一針つくろえば 血玉が赤く膨れておりぬ (やよい&真理合作)

冷や汗を かいて言葉をかみ締める 余りに強気その物言いに

 ひまわりの迷い道にと踏み込んで 元気もらいて出口にっこり

姫様に なってみたくて夢の中 いばり指図も枕ぬらさん

(やよいさん)

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昼休み雲雀さえずる空仰ぐ 学んでみるかなアピール方法

ビール味安きを飲んでる風呂上り のど越し良けりゃいい薬だわ

(水無月さん)

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人通りいくらか疎らと感じつつ板戸開かぬ店の主思ほゆ
(ひとどおりいくらかまばらとかんじつついたどひらかぬみせのしゅおぼほゆ)

ビー玉は餌かメタボな大きさよ小さき我の口には入らぬ

彼岸花踏みしむ跡に咲きにけりわれは佇むくれなゐの中

    陽だまりに笑顔ほころぶ酔芙蓉吾子の手握るやうに萎みぬ

冷ややかな背なを見つむる宵よりも離れいとなむやさしき想ひ

日の入りが ほんのちょっぴり早まりて「秋」のひともじ背中に感ず

   ひぐらしの 遠く近くにこだまして しずかに暮れる夏の陽を追い

響いてる「王様の耳はロバの耳」 地球が吸い込む思いの丈よ

ひまわりの種なす思いの強きこと輝く未来をぎっしりつめて

(林 玲さん)

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引越しが 無事に完了 安堵する 次のステップ 飛躍を祈る

ひまわりが 温室育ち 顔を出し 時季の早さに 皆が吃驚

日溜まりの 香に魅せられて 揺らぐ花

(ヤマパパさん)

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百姓も趣味もともども忙しき吾が体人の為に尽くさん

(ettyaさん)

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久方の 君が優しき メッセージ  我の心の 傷も癒えにし

(ノンベさん)

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人の世は 無事これ名馬の 喩えあり ことなきを得る そは素晴らしき

向日葵が 陽の光浴び 振り返る その輝きを 待ちに待ったり!

光あれ 闇に瞬く星さえも 優しき君の 道しるべかな

(松吉さん)

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昼下がり 電線にぎゆ 雀らが 黄金の田んぼ 見おろし語る

ひととせの せわしきながれこの月に 幸つながりてぬくもりを増す

ひとりまえ 旅立ち育ち その日まで 愛つくしんで いそしんだ心

(グビタンさん)

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久方に 過ごせし時を 慶びつ  たわわなるかな 心 稔りて

(美佐緒さん)

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ひざまづき這いつくばって草むしり 日照り続きの堅き庭にて

   ピーマンを収穫したり一個だけ 野菜いための具材となりける

久方に主と飲む酒うれしくて フワフワフワリ夢にいざなう

   独り言知らず知らずのふるまいに 子等の機嫌を損ねてかなし

   人はみな二つの心持ち生きる 陰と陽とは背中あわせに

   ひとはみなすがる何かがありてこそ いきぬるものと山は教えり

開かれし世界を見るも勇気なる 人の心に希望求めん

久方の 訪問なれど快く 迎えいただくことのうれしく

   引っ越しは 物捨てるためのきっかけと 腹をくくりて見切りつけたり

   引っ越しと ともに我が家の金魚らも ゆうゆう泳げる屋敷に入りたる

人さまの 身をほぐしつつ心をも 癒すそれこそ真のおんなと

ひとり寝の まぶたに感ず光線に うちふるえたり轟く雷音(らいおん)

人はみな 人それぞれの特技あり かける技(わざ)持つ我を喜ぶ

   人の世も 山あり谷ある舞台なら 越えて花咲く 夢芝居など

人となり 人と生きゆき人に死ぬ 各ありたいと命継ぐ日々

   人の群れ、かき分けながら汗流し、重き荷物に稚児の手をひき

PCの ご機嫌次第でふと消える これがネットのつきあいなるか

人は人 我は我なり人生は 親子兄弟夫婦なりとも

人のため 我が悲しみを内に秘む その振る舞いは心意気かと

   人事(ひとごと)と 思えば気にもならぬのに おろかなるかな煩悩という魔

   日照り次ぐ 真夏の午後のひと時に 久しき部屋の模様替えす

独り酔う 寂しき宵のはかなさは 痛む心になお釘を打つ

久方に 歌詠み人の集いたる学びの宿に 我が身おくなり

 人は皆 守るべき城身に持ちて いかなる我慢命に変えたる

ひさかたの まぶしき朝日あびるらん 台風(あらし)の沙汰も嘘の如くに

久々に 早朝の雨道濡らし さわやかなるや心地よき風

 ひまわりに 集いし友とすごしたる 身にある痛みも時に忘れり

 人は皆 心の奥に影を持つ その痛みをばともにわかちつ

 人の行く 眼(まなこ)にあたる分岐点 先は見えねど我を信じん

一人寝の 淋しさ人に言えなくて ついつい強がり大の字なりと

一人飲む 酒は寂しきものなれど 今宵は二人夜の更けるまで

人のそれ 繋ぎ繋がる縁とは 永遠なるをも 宇宙のリズムか

一言の真実(まこと)も告げず行く人の 心いかにと 春雨に問う

人の身に 起こるさだめのものなれば わが一言も 余計なるかと

久方の 出会いなるかな我が部屋に 来たれる友の  言の葉嬉し

   一波乱 あった後での穏やかさ どうなることをも人事なるかと

人はそれ、わが思いとは 遠かりき 見守るのみの 切なさを知る

ひととせの 月の早さを感じおり 苦難ありとも今は歓喜と

一人なら 一人ならと言い訳し あっと言う間に一年余り

  ひと言の言葉を 咬んで飲み込んで 君の心に届けと祈りぬ

日にちとは 「あっ」という間に過ぎ行きて 我が想いなど何処にあるらん

人の世の 衣食住の困難は あまりにつらい試練と悲しむ 

光あり なくすものへの未練より またさし来たる希望への道

日に二つ まるで日記を綴るよに 歌のお部屋を作りゆくなり

日は経ちて 季節(とき)過ぎてなお 想わるる愛しき男(ひと)の仕草面ざし

密やかな 誰来るとなき歌部屋の 人待ち草の心揺れつつ

ひととせの せわしきながれこの月に 幸つながりてぬくもりを増す

人ありて 繋ぎ行く縁 されどまた 人ありて解(ほど)け行く絆も

ひと時の 安らぎありて清らかな 花の心を知ることもあり

(真理)

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