『ほ』の部屋へ

ライン

ほの部屋は
集いし人がほのぼのと
語る言の葉美しく
歌の楽しさ味わうお部屋

ライン


ほの甘く香り漂う木犀の花も散りつつ秋進みいく

(やよいさん)

ライン

ほろ酔いで止めておきたい一人酒 夜寝る前の儀式ですから

(水無月さん)

ライン

泡沫の 命の雫 泡と消え 来世の夢は 威風堂々

盆休み 民族移動 恒例で 父さん族は 家族孝行

忘却は 忘れ去る事 数寄屋橋 真知子の姿 衰え知らず

星空に 流れのショーは 流星群

ホオズキが 夏の終りに まだ元気 鉢に弾ける 色はオレンジ

(ヤマ・パパさん)

ライン

綻びを 繕いし気ももはやなし と云いぬるまにまにそもかなはずと

ぽたと落つ汗に視界は遮らる 七色の虹 海の味して

(林 玲さん)

ライン

盆暮れは 其れも叶わぬ 忙しさ 先祖さま等と 集金に来る

(ettyaさん)

ライン

細切れに繋いでみせた赤い糸 どこでも切れる いつでも切れる

(ふうさん)

ライン

星空を 見つめる君の 瞳こそ たったひとつの 僕のポラリス

(松吉さん)

ライン

盆休暇予期せぬ事情降りかかり たった一夜の親孝行となり

「ほら、おいで」手招きすれどその瞳 探りておりぬ身じろぎもせず

ほろよいの 心地よさかなおだやかなに 時すぎゆくを楽しみており

ほどほどの つもりが人に乗せられて 飲んでしまうか まとめ役なら

煩悩の 魔に勝利しが日もたたず 次は住処を追われんとすや

    蛍舞う 川原の夕暮れ懐かしく 歌に詠まれし背景に馳せ

盆休暇 10日の朝に旅立ちて 四泊五日を郷(さと)に遊ばん

母国語の 遊び心を知らぬ子の多きにあるを 悲しくもあり

ほろ酔いの 心地よき夜にふぅらりと 楽しき歌を詠みて楽しむ

ポツポツと 降り始めたる雨の朝 「しばし待てよ」と ペダル踏み込む

暴風雨 風の軋みが雨戸を叩き 出るに出られぬ 籠の鳥

暴風雨 風のうねりが窓をうち 焦る思いが 耳をふさぎぬ

ポラリスの ごとくにここに居座りて 羽を休めし旅人を照らさん

(真理)

ライン

indx

[PR]動画