『ま』の部屋へ

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「ま」の部屋は
お歌をよむ人詠うひと
心を癒され明日の日に
明るく丸くと示す部屋

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迷う道行き先見えぬもどかしさ人にも聞けず地図も読めずに

  また一つ危うき命気がかりて職探すをも待てのシグナル

負けぬこと自分を信じて生きること そうありたいと祈る日々なり

   待ちかねて干あがる間際の梅雨となる 木々草木も田にも川にも

待ちわびる思いあれども胸に秘め 笑みて語らぬ我木瓜の花

満開の 芙蓉の花に魅せられて 花盗人なるや今朝のわたくし

真夏日の 日に照らされて親子連れ そぞろ歩きも拷問の如く

待ちたれば 来客ありて一時の 楽しき語らい 今はなつかし

豆を挽く ガリガリガリの音もまた 癒しのときの至福となるらん

   「また行くね」 近所にあそびに行くような そんな旅立ち 繰り返しおり

まぶた閉じ 君の気配を感じなん 思う心の意識の強さか

万葉の 時代(とき)にもどりて語らうや 雲のまにまに笑む月に魅て

丈夫が 力あわせて一夜をば 飾らんとする過疎地の宴(うたげ)

 真夏日を 歩く道々滝のごと 流れる汗は昔はなくも

 祭り日の 時の過ぎるは遅すぎる のろしの音に小言いいおり

窓越しに 春の陽射しを浴びる花 冷風に耐う強い花 あり

幻の ごとくに遠く さりとても 今だ彼の声 耳に残りて

まじかなる 師走の暦をめくりつつ 時の流れの速さ感じぬ

幻の 君を慕うて思いける いかにお過ごし星降る夜を

待つ人の ある我が宿の歌綴り 一人二人とつなぎてたのし

ままならぬ 時をくぐりて 今日の空君の心は如何ほどにかと

まどろみの うつつのままにさぐりおり 貴方(きみ)のぬくもりあらず知りつつ

ままならぬ 多かりきこと身に受ける 乙女の吐息(といき)聞きて哀れむ

(真理)

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マンネリの人生なれども大晦日「往く年来る年」見れる幸せ

(水無月さん)

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鞠のよな白き仔猫の草原の雨上がりたる闇の夜に浮く

まだ青き稲穂うつむく秋の田の実と葉の列の美しきかな

眩しそう 視線そらして俯いた あなたの瞳に私が映る

(林 玲さん)

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万葉の歌に惹かれて我もまた 心のさまを風に乗せたし

(tontonさん)

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孫の言う すずらんの花にているね ハンドベルのよう楽しい会話

孫娘 何時でも言える言の葉に ありがとう加え今日から明日へ

 幻と なりぬ故郷 懐かしく 我も夢見る 遠き昔を

まだまだと 貴方の人生長くある つまづきたるもほんのひととき

孫が折る 千羽鶴なの不ぞろいの  大きさなんてただ嬉しくて

迷えたる 子羊たちとみな同じ 我も行く道どちらと迷う

(やよいさん)

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舞い下りる 見上げる空は青々と 雪じゃあないよ そう 春の精

(ふうさん)

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豆を喰い 心の鬼を 退治する つもりが鬼は 丸々ふとり

ままならぬ 恋に浮世の 切なさを わが身に晒す 晩秋の夜

(松吉さん)

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幻と あらじ大輪 愛の花  咲きて実るる 永遠の愛かな
まぼろしと あらじ たいりん あいのはな  さきてみのるる とわのあいかな

まらうどの 集ひし 殿(あらか) 歌詠みに  心 通ひて 寄す処なりけり

(美佐緒さん)

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マイナスも 我が心なり 勝ち負けは 時の流れと 我が一念

(グビタンさん)

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真夜中に 冷え冷えとして目覚めたる 薄暗し屋根雪色に化け

(越後のタッキーさま)

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