めの部屋です
今の世は
目に見えるもの見えぬもの
善と悪とを見分けるために
心に眼をもち生きる部屋
目の前を低空飛行の黒い影本家の技あざやかなりや (松美さん)
(やよいさん)
目の端を黄チョウ一翅の過ぎり往き・・・呆けた午後に陽炎ゆれる 眼の前に 勇気奮うや吾が友の 言の葉ににじむ思い受けおり (林 玲さん)
目も口も 爪の先まで 愛らしき 子猫を抱き 眠る幸せ (松吉さん)
メルシアが 陽射しを避けて 露の間に 花弁憂い 姿恥らう (ヤマ・パパさん)
(えっちゃさん)
(ふうさん)
(美佐緒さん)
目に見えず 知らざる事の多かりき 知らぬ仏を天が標すか 目標の ありて生きるは楽しけれ 時は誰にも平等なれば めでたくも 八十歳(やそせ)の年輪刻みたり 天晴れなるやその生き様よ 芽吹きたる 春待ち草のさやけさは 心踊りて夢ふくらみぬ 瞳の中に きらりと光る瞬間が その真実を信じ祈らん 目と目をば あわせ微笑むひと時に 心和むは阿吽の呼吸か
めくるめく 時の流れに理由(こと)おきて 知らずや年も明けて今あり 目の前の 四角い箱のともどちに 吐き出しており 語れぬ思いを (真理)