「の」の部屋は
のんびりゆっくり
人生の思いでいっぱい刻みましょう
あなたと私の茶のみのお部屋
野ざらしで転がったままの植木鉢かつての栄光誰ぞ知らんや (水無月さん)
覗き込む 瞳の中に いる私 息がつまりて 大きくため息
喉元に 声がつまりて 涙ぐむ あの人想う 今はどうして (やよいさん)
(松吉さん)
残される 時の限りを知らぬから あなたといたい未来ふやすの (林 玲さん)
残されし 稚児(こ)の親となる縁あり 我が宿命の仕業(しわざ)と誓いて のんびりと ただ見守るを術(すべ)として 時の流れに身をまかしおり
(真理)