ろの部屋は愛しき人をば
純粋なるがままに
歌う部屋
(えっちゃさん)
ロックなど 卒業したと 言っていた 友のギターを 飲み屋で見つけ(松吉さん)
労なして 滴る汗の心地よさ 得る場所あるは 真の幸かな(青葉さん)
六界には心得ぬものこれありて それ「識」という大きな一文字(ひともじ)(ふうさん)
爛漫の花が川面にひらひらと 優しさ残し流れ去りゆく
ロウソクの炎に揺れる幻は 心ざわめく君の面影
(花さん)
路面には 陽炎たちてゆらゆらと 災(さい)の爪あと残したままに
老若の 楽しき集い我が家にて 小春日和の 今日のよき日に
ロミオ様 おお、ロミオ様としのびても ジュリエットよと 返るこだまなき夜
(真理)