『さ』の部屋へ

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さの部屋は
一人でさみしさ耐えるより
楽しく歌でも詠みながら
心の隙間を埋める部屋

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咲きおおる八重の桜の通り抜け 過ぎがてにまた引き返す心

  笹鳴きを藪に捨て鳴きうぐひすよ 梅に来て鳴け心の限り

(悠(yuu)さん)

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咲く花に昔の栄華偲ぶ夜に照る月影は松を照らしぬ

(夢追い人さん)

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里山に 咲いたススキに 風が揺れ 青空高く 秋色染まる

   サッカーの 岡田ジャパンは アフリカで 一致団結 決勝トーナメントへ

   散歩道 雨が降る日は 傘が邪魔 足元見つめ 気をつけ歩く

支えあう友がいるから涙ふく今日も元気に明日に歩もう

里帰り 老いたる母は 子の姿 夢見る気持ち 門出で迎える

   寂しさを 耐えてるよりも 心替え 心気一転 愛を求めよ

去る年と 来る年思う 大晦日 時の早さに 我は戸惑い

爽やかな 紫色の ラベンダー 土地は違えど 渥美に開花

 咲き姿 モミジアオイが 紅をさし 花弁広げ 園を賑ぎわす

三が日 足早去りて 忘却を

(ヤマパパさん)

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酒飲みて 心着せ替え できたなら 毎日飲みて 日替わりとせん

桜咲く 季節に淋しわが心 うつむきながら明るさ避けん

再検査 受ければわが道 決まるもの われも梗塞 増えているかな

  幸あれと 祈ってるけど通じない 信じて欲しい私の心

 寂しさに 何度ものぞく友の部屋 痛み治さん皆と共にと

(やよいさん)

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寒くても仕事が終わった嬉しさよ 解放感でちょっと寄り道

(水無月さん)

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雑談の 気分詠草あまたあり 三十一文字に書き留めるべし

里帰り 四泊五日は 良いけれど 心に通う 労う言葉

 郷の無き 跡取等は 如何するの 妻の実家に 逃避行する

(ettyaさん)

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砂漠の太陽(ひ) すり傷負ふて過ごす日は オアシスに来て水浴みせむと

さすらいの 見えない道のネット旅 路傍の花に歌を詠みつつ

さもあらめ 優しき君と汝(なれ)がごと 小さき喜び織り紋と成し

(林 玲さん)

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歳時記を めくりて学ぶ 詠うたい

(グビタンさん)

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寂しさを 如何に伝えん 優しき人に この身ひとつに 耐え忍ぶれば

(松吉さん)

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サクラ咲き 飲む熱燗にほろ酔いし 君の真白き 肌サクラ色
 (ノンベ歌人)

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桜見る あなたには心安らぐ一時もなむ 艶やかなりし

(九里千人さん)

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寒い朝 そっとぬくもり 感じるは 我が足もとの 小さき命

(ちはるちゃん)

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菜園を青々として育つ実は癒しなるかなひと日ひと日の

   さるすべり猛暑なれども咲き誇る 薄桃赤にしろい花々

サプリなどいらぬと意地張る我なれど年の初めに青汁を飲む

百日紅ノーゼンカズラに鹿の子百合 わが庭に映う梅雨明けの空

支えたるその細うでに子の生命(いのち) 守りたもうや汗も勲章

   菜園に茄子とピーマンオクラまで 実をつけている収穫はいつ?

   さりげなきふるまいありて心をば 感じることのあるを信じて

騒がしき日々を暮らすもひとりでも 影に寄り添う友のたのもし

   ささやかな幸せ願い今日を生く 潤うものは人の励まし

   「サクラサク」携帯メールに 喜びの愛娘のかんばせつけて送りぬ

去るものを追わずと決めて見守りぬ 縁あればまたつながるものかと

寒空の 冷たき風を受けながら 初春待つを 梅の木にみる

ざるにいれ 日に干しながら選別す 事故米なるも食して変わらず

   酒に酔い 心変われど翌日は、倍のつらさが待ち受けるかと

   酒よりも 歌うことほど楽しくて 潤すための水のごとあり

最終回 一つのドラマ終わりけり 人のいくるも 演技者のごと

里帰り 早一年が過ぎたもう 親あればこそ向かう足なり

五月末(さつきすえ) 梅雨の訪れありなんと 庭のあじさい変化を始めん

 サーバーの 機能を使って四苦八苦 此処が駄目ならこっちでと

三が日 日々それぞれに新春の 声の便りに心顕われ

寂しさを 酒に紛らす人もあり 語りて癒し乞う人もあり

祭典を 雨に邪魔され空回り ただ待つのみのときに揺られて

   去りとても 心に残る言の葉に また再びの縁(えにし)を求めん

寒さにも 雪の深さもものとせず ただひたすらに 生くる友あり

寒き夜の 灯りに飛び入る蛾に情け たすくる思いも屍と消え

騒がしき 時に現る純情の 恋のせつなさ 景色も優し

寂しさを 伝える人もなくなりて ただ一人身の 時を重ねし

酒などに おぼれて時を過ごすより 一筋なりとも光もとめん 

さまざまに 人の人生航路あり 喜怒哀楽を自在に遊ばん

(真理)

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