『し』の部屋へ

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しの部屋です
幸せはわが心よりで来たる
何があっても元気で前向きに
ともに歌っていける部屋

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初夏の花 色の競演 賑やかに 燃える花有り 夏を彩る

自転車で 走るバイトは 健康と 家計を助け 子供恩恵

人生の 酸いも甘いも 知り尽くし 老いたる吾は 究極の身よ

   将棋打つ 相手の目線 裏を掻き ここぞと勇む 王手の勝負

   小説は 推理するのが 面白く 事の成り行き 見るも楽しみ

暫くの ネットの休み 日々過ごし 復帰の光 我の喜び

潮干狩り 初夏の砂浜 人多く アサリ見つけて 子供自慢し

初夏の海 浜辺は静か 見渡せば 水平線に 夕日が沈む

収穫の 秋が待たれる 田の稲穂

(ヤマ・パパさん)

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しとしとと降る雨なれど花散らし時の移りを吾に知らせて

(夢追い人さん)

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下折れの桜の花の含(ふふ)まるを 風(し)巻く風さへうらめしきかな

   少納言かましく聞きしうぐひすの 笹鳴き捨てよ 梅の散りそむ

(悠(yuu)さん)

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潮騒の 風にゆすらる落葉松の 枝に結びし麦藁帽子

(浅草かぶれさん)

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終点の極楽浄土を目指さんと我は乗り込む未来列車に

4月春絢爛と咲く夢を見るひっそりとあたり見回しながら

白き雲追われ去りゆくそのうちに 瞬く間にぞ雨粒大きく

神社にと お祓いしたきことばかり 地震ハリケーン己が心と

知らずして 鏡にうつるわが顔や 長き歴史を物語りおり

しなだれて 赤き襦袢の胸はだけ 飲み干す酒に涙ひとすじ

しな垂れし 切り落とされしかねなる木 たっぷり陽射し大きく育つ

親しきの 友に逢いたき お互いに 愚痴をもらせば 心晴れるなり

知らぬ間に君待てどもと口ずさみ まだ来ぬ君と続く歌なり

趣味もなく 遊ぶことさえ現在(いま)もなく 生きがい何か楽しみ探す

しみじみと 一人飲みたる月見酒 猫を抱き上げともに語らん

(やよいさん)

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絞り咲きそれで買うたに赤ばかり 外れクジだな「秋一番」は

   自分にも同姓同名二人居て 驚いて見たあの日のテレビ

ジャンボくじやっぱり買ったか20枚発表までのルンルン気分

   幸せは過ぎ去ってから気付くかな当たり前だと思うて居たから

   新幹線東京発が懐かしい みやげ話を両手に持ちて

(水無月さん)

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白くってつまんでみたら甘そうなそんな気がする綿雲の海

   しあわせはそばにあるはずすぐそこに両手(もろて)をひらいてそっと見てみる

渋滞を縫い行くバイカー喧しき日焼けの肩がぎらりと光る

   純一な眼差し戻り迷わない形となった証しのメダル

ジジと鳴く蝉ひと声に目覚む朝 アイドリングが脳に始まる

   じりじりと 焼けつく太陽背にうけて やけどせぬかと不安な休日

   白雲のひつじに乗らば天空の奥深くへと進みゆくかな

新鮮と ひとは云へども気配さへ 空気のやうに色香もなさぬ

 じぃじぃと 時計を握り目覚むれば 明けきらぬ日が蝉に溺るる

 信濃路の 風は袂をふくらまし やうやう絶えしか法師の鳴くも

知ってるわ 息つけないほどうろたえてた 瞳はあなたを教えてくれる

(林 玲さん)

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事故米といえど此方は無害ですメタミドホスやメラミンは無し

秋耕の畑に頂くコーヒーは仄かに甘くのど潤おせる

集落を 囲む山の秀(ほ) ほんのりと 街の灯りは 夜半(やは)に届きぬ

字下手ゆえ 已むにやまれずパソコンに 手を出し遂にネットにはまる

(ettyaさん)

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知らぬ町たちより歩く商店街 すたれゆくかな人けもなくて

   食卓に並ぶ野菜は畑より抜いていただく懐しき時代(とき)

   昭和なる激動の時育ちなば遊び心もほどほどとなり知らぬ道

知らぬ街並み走るのも苦を喜びと換えれば楽しく

   十代の思い出残る古都の冬 見知らぬ街を一人歩きて

   しとしとと降る春雨の冷たさは世相の荒れをものがたるかのよう

静かなるかわのせせらぎ梅雨いれば 凶器と変わる子等の遊び場

   知らぬ間にまばゆきときを生きる娘よ その装いに艶見え隠れ

白きもの 目につき始めて だんだんに 年齢なるを感ずるものかと

   住居とは 人の生きつる最大の 心の糧となるを知る日々

  「幸せか?」 何気に問うてその答へ 「なぜ?」と返す探る腹あり

  十代の思い出にある帰省とは 夜行列車に揺られての旅

食卓に 秋の味覚と申すなら 我が家のそれは 秋刀魚の塩焼き

   人生を 旅ととらえて行く道の 険しくあるも それがまた幸(さち)」

   新米に 虫のわきたることありて いかに対処の糸口知らず

始業式 長い休みも幕閉じて 始まりの日の朝さわやかに

支払いを 済ますところがコンビニで 棚にいならぶデザートは無視

ジンクスを 覆すほどそのパワー 貴女来たりて華となるなり

傷心の 胸の痛みも大空に 他国の風も癒しとなるらん

嫉妬など する気もないしされる気も ないのに何故か心曇りて

正月を 二日に控えし今日なれど 穏やかなるや我がこころうち

信濃路を りんごの頃に歩みたり まだあげ染めし前髪の我

幸せは ほんの少しのエッセンス 一滴たらしてその様を見る

シトシトと 降る五月雨にうつむきて 頭垂れおる花も寂しく

白梅の 木に満開の白霞 香り漂う 春を呼ぶよに

十代の 思いで深い友どちの 安否気になる 雪国の災(さい)

ジンとくる せつなさ誘う 恋の歌 グンとこぶしの 人間(ひと)の歌あり

信じよと 心の声がこだまする 届かぬ恋の切なき思いを

シトシトと 降る雨音の寂しさは 切なき思いをなおかきてる

(真理)

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