『ち』の部屋へ

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ちの部屋は
人は小さきものなれどく
心の豊によりてあり
共に学びて生る気のお部屋

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地図持たで自転車こぎて遠出ては 道をたがへて聞き聞き帰る

(悠(yuu)さん)

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調弦の勘取り戻す昼下がり十三弦をまえに爪弾く

中秋の名月の辺(へ)を雲が行き愛をしたたむ宵の独り身

ちぎられて真白き綿毛は夏空の吾の眼の先を棚引きて行く

(林玲さん)

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チロチロと水槽の音心地よく赤き魚は黙りて泳ぐ

(やよいさん)

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チヤット部屋 今は昔の 語り草 キー打ち探り 友と語らう

仲秋の 十五夜見れて 秋感じ 月見る月は 名月の如し

(ヤマ・パパさん)

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厨房に 影を潜める 御器かぶり かほどに憎き 虫にやあらん

散るならば 一気呵成に 潔く 見事に散って みせよと思ふ

(松吉さん)

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力抜きのんびり気侭人生を 楽しむ如く微笑む如く

(花さん)

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町内の役員となり人を知る会費集めがデビューとなりて

散りゆきて 新たなる道開かれん 風にさすらう綿毛の如くに

地をたたく 大粒の雨降り続き 雷なども目の前に落つ

 ちさき石 つかんだそれも宝物 心一つでわらしべ長者

チラホラと 風花舞いて寒さ増す 妖精のごと宿りてとける

地の下に 眠る冬場の花なれど 浮世の風に乱れ迷うて

地上には はかなきことの多かりき されど生きゆく命の限り

力ある 君がいてこそ我が命 つなぎゆくなり 今日も明日も

(真理)

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