心に残る歌

ライン

人は時として今の状況や環境に流され
翻弄し心を閉ざす

1日に一人でもいい元気になっていただければ
時は移りすぎても愛し合うものの営みはかわらない
たとえ事情があり片親でそだった子でも
大人になれば父となり母となる

子守歌に聞いた歌を
いつまでも耳のそこに残る言葉とともに

ライン

無法松の一生(やよいさん)

小倉生まれで玄海育ち 口も荒いが気も荒い
無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の
男一代 無法 松

(間奏)
空に響いた あの音は たたく太鼓の 勇み駒
山車の竹笹提灯は赤い灯しに揺れていく
今日は祇園の夏祭り そろいの浴衣の若い衆は
綱を引き出し音頭とる 玄界灘の風うけて
度胸千両の あばれうち



泣くな嘆くな男じゃないか どうせ実らぬ恋じゃもの
愚痴や未練は玄界灘に 捨てて太鼓の乱れ打ち
夢も通えよ 夫婦波

ライン

思い出のアルバム(やよいさん)

1. いつのことだか思い出してごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと
いつになつてもわすれない

2. 春のことです おもいだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
ぽかぽかおにわで なかよく遊んだ
きれいな花も 咲いていた

3. 夏のことです思いだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
 むぎわらぼうしで みんなはだかんぼ
おふねも見たよ 砂山で

4. 秋のことです 思いだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
どんぐり山の ハイキング ラララ

5. 冬のことです おもいだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
もみの木かざつて メリークリスマス
サンタのおじさん 笑っていた

6. 冬のことです 思いだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
寒い雪の日 あったかい部屋で
たのしいはなし ききました

7. 一年中を思いだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
桃のお花も きれいに咲いて
もうすぐみんなは 一年生 

ライン

赤い糸の伝説(真理)

”人は生まれながらに 赤い糸で結ばれている
そしていつかは その糸をたどってめぐり合う
しかし その糸は細くて弱い・・・・・

**************************************

あなたと僕の 小指の糸が
ほどけないように 結びましょう
明日の朝は 汽車に乗るあなた
別れに涙は つきものと
いやなんだ いやなんだ
優しいあなたを ひたすら待ち
歳をとる悲しい僕に なりそうな気がして(ああ)
だれにも見えない 赤い糸が
二人をつなぐという

キャラメルほおばり ほほ膨らませ
あなたと並んで 歩きましょう
あなたのくちびる ひとさし指で
そっと触れても いいですか
ダメなんだ ダメなんだ
冗談も言えずに くだをまく
あなたが女じゃなかったら 殴ってやるのに(ああ)
遠く離れて しまえば愛も
消えてしまうという

こわいんだ こわいんだ
あなたの写真を 見ながら
貴方が思い出になっていく そんな気がして(ああ)
手紙書くだけで 心の糸が
つながっているだろうか

ライン

待ちぼうけ(松吉さん)

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころり ころげた 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは 駆(か)けて来る
兎ぶつかれ 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたしごと)
今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ
うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日(きょう)は今日はで 待ちぼうけ
明日(あす)は明日はで 森のそと
兎待ち待ち 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑(きびばたけ)
いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ 

ライン

「さよならをするために」(林 玲様より)


過ぎた日の微笑を みんな君にあげる
 昨夜枯れてた花が 今は咲いているよ
 過ぎた日の悲しみを みんな君にあげる
 あの日知らない人が 今は傍に眠る

 暖かな昼下がり 通りすぎる雨に
 濡れることを夢に見るよ 風に吹かれて
 胸に残る想い出と さよならをするために


ライン

人を恋うる歌(与謝野 鉄幹)


妻をめとらば 才たけて
みめ麗しく 情けある
友をえらばば 書を読んで
六分の侠気 四分の熱

(訳)妻にするなら賢くて 美人で、情が細やかな女が一番だ。
友にするなら本を読む男。それでいて、男らしくて情熱のある男が理想的だ。

ライン

君 死にたもうことなかれ(与謝野 晶子)

ああ、おとうとよ 君を泣く
君死にたもうことなかれ
末に生まれし君なれば
親の情けは勝りしも
親は刃を握らせて
人を殺せと教えしや
人を殺して死ねよとて
ニ十四までを育てしや

(訳)弟よ。あなたのために私は泣くのです。
生きて帰ってくるのよ。末っ子に生まれたあなたには、
親の愛情だってたくさんそそがれたのよ。
でも、刃物を持って人を殺せとは言われなかったでしょう。
「人を殺してお前も死ね」
と言われるために二十四間で育てられたわけじゃないでしょう


堺の街のあきびとの
旧家をほこる主にて
親の名を継ぐ君なれば
君死にたもうことなかれ
旅順の城はほろぶとも
ほろびずとても 何事ぞ
君は知らじな あきびとの
家のおきてになかりけり


(訳)堺の街の商人の中でも特に古い家の主人で、
とうさんのお名前をついだあなたなのだから、生きて帰ってくるのよ。
旅順の城がほろんでも、ほろばなくても、関係ないんです。
あなたなら知ってるでしょうけど、
商家にはそんな決まりはありません


君死にたもうことなかれ
すめらみことは 戦いに
おお、みずからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣の道に死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
大みこころの深ければ
もとよりいかで思されん

<訳)生きて帰ってくるのよ。
天皇陛下は戦いに、ご自身では出生なさらないけど、
敵も見方もお互いに血を流し、
人の道に外れて死ねよとは、死ぬことが名誉なのだとは、
心の深いかたですからもとより思っているわけがありません

  (注)1904「明星」9月号にて発表

ライン

口苗坂を偲ぶ(くっちゃん様)


口苗坂は寒々と木が枯れて
白い風がはしっていた
 私は石段を降りて行きながら
もうこの坂を昇り降りすることも
当分あるまいと思った
青春の回想の甘さは終わり
新しい現実が
私に向き直ってきたように思われた
 風は木の梢には
げしく突っ掛かっていた

                織田作之助「木の都」より

いま、口縄坂(くちなわ ざか)は、石の階段ですが、
昔、昭和20年代には、まだ、地肌が見えた山道で、両側から、
木が、覆い被さる様に迫ってきた道。
道は、くちなわ(蛇)の様に、くねくねと続き、
担任の先生と希望者の小グループで登りました。
ボクは 小6か  中1だった・・・

夕陽丘から、大阪市内は一望の下。
音も無く、夕日が沈んで行くのを
ただ、ぼんやり、眺めていました。

ライン

あんまり頑張りなや・・(くっちゃん様)


あんまり、頑張ったら しんどいよ。
ゆっくり、 ゆっくり、
  自然に 片付くもんや さかい。

一日の仕事、 三日で片付けたら 上等!

〜ネバ・なら無い・・・なんて、何も無い。

一年を、三年かけて、暮らしたら・・・
そら〜 もう、 あんた、
 若さと美貌が、三年長持ちしまっせ!

慌てても、調子出ん時は、空回り。
調子出てきたら、飛ばしゃ〜 ええ。
山より、でっかい、猪は出ん。

(アンパンは、明治4年に、明治天皇が、初めて食った ラシイ。
文明開化 和洋折衷 は 食うことから 始まった。
脳みそは、 糖分をエネルギーにしている そやさかい、
食べて 寝て、新しい活力を得て
それから、調子 出だしたら・・・・
スポーツ & ダイエットも エエけど
調子出ん 時は、チャージ でっせ!

ライン

博多祝い歌(松吉様)


それではお祝いに「博多祝い歌」をひとつ。(^ ^)/

♪祝いめでたの若松さまよ 若松さまよ
  枝も栄ゆりゃ葉も茂る
   エイショウエ エイショウエ ショウエイ ショウエイ
   ションガネ アレワイサソ エサソエ ションガネ

♪さても見事な櫛田のぎなん 櫛田のぎなん
  枝も栄ゆりゃ葉も茂る
   エイショウエ エイショウエ ショウエイ ショウエイ
   ションガネ アレワイサソ エサソエ ションガネ

♪こちの座敷は祝いの座敷 祝いの座敷
  鶴と亀とが舞い遊ぶ
   エイショウエ エイショウエ ショウエイ ショウエイ
   ションガネ アレワイサソ エサソエ ションガネ
♪こちのお庭にお井戸を掘れば お井戸を掘れば
  水は若水黄金がわく
   エイショウエ エイショウエ ショウエイ ショウエイ
   ションガネ アレワイサソ エサソエ ションガネ

ライン

年輪の輪(ヤマパパ様)


老骨の 秋の夕暮れ
 思いの果ては暗けれど
 光見付けて飛ぶ鷹のごとし

年輪の輪を 
若人に比べる事は
 いみじくも
 振りかえり
 又力の限り走りだす

ライン

あどけない話(高村光太郎)

智恵子は東京に空がないといふ
本当の空が見たいといふ
私は驚いて空を見る
桜若葉の間にあるのは
切っても切れない
昔馴染みのきれいな空だ
どんより煙る地平のぼかしは
うすもも色の朝の湿りだ
智恵子は遠くをみながらいふ
安多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子の本当の空だといふ
あどけない空の話である

原文「智恵子抄」より この詩は昭和3年ごろの詩である。
まだまだ東京の空は青かった。
その空でさえ純粋過ぎる心ゆえに
壊れてしまった智恵子の目には濁って見えた。

ライン

荒城の月(滝廉太郎)

一 

春 高楼の 花の宴

めぐる盃 かげさして

千代の松ヶ枝わけいでし

むかしの光 今いずこ


秋 陣営の 霜の色

鳴きゆく雁の 数見せて

植うる剣に 照りそいし

むかしの光 今いずこ


いま 荒城の 夜半の月

かわらぬ光 たがためぞ

垣に残るは ただかつら

松にうたうは ただ嵐


天上 影は 変わらねど

栄古は移る 世のすがた

写さんとてか 今もなお

ぁ、荒城の 夜半の月


この歌は母の大好きな歌で
くじけそうになったときにくちづさんで来たそうです。
今も一人暮らしの寂しさをこの歌に変えてがんばっています
大正生まれの母たちの人生は波乱万丈の人生
だから強くなれたといいます

ライン

やまさん(旅人良寛作)

花と蝶

花は 心無くして蝶を招き

蝶は 心無くして花を尋ね

花開く時 蝶来たり

蝶来る時 花開く

吾も亦 人を知らず

人も亦 吾知らず

知らずして 帝の則に従う

(解釈)花は招こうという気持ちもなく、自然に蝶を招き寄せ、
蝶は尋ねようと言う気持ちなく、自然に 花を尋ねまわる。
しかし、花が開くとき蝶が来るし、蝶が来るときには花が開く、
そのように私もまた他の人の気持ちを知らないし、
他の人もまたわたしの気持ちを知らない。
知らないながら、自然のなりゆきに従って、
出会いが行われるのである。

ライン

雨にも負けず(宮沢賢治)

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも、夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく 決していからず
いつも静かに笑っている

一日に 玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を 自分を感情に入れずに
よく見聞きし、分かり、そして忘れず

野原の 松の 林の陰のかげの
小さなかやぶきの小屋にいて
東に 病気の子供あれば
行って看病してやり
西に 疲れた母あれば
行ってその稲をおい
南に 死にそうな人あれば
行って怖がらなくていいと言い
北に 喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い

日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は オロオロ歩き
みなにでくの坊と呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず

そういうものに 私はなりたい

ライン

籠の鳥

逢いたさ見たさに怖さを忘れ
暗い夜道ををただ一人

逢いに来たのになぜ出て逢わぬ
僕の呼ぶ声忘れたか

あなたの呼ぶ声忘れはせぬが
出るに出られぬ籠の鳥

籠の鳥でも知恵ある鳥は
人目しのんで逢いに来る

人目しのべば世間の人は
悪い女と指を刺す


ライン

忘れな草をあなたに

別れても別れても
心の奥に
いつまでもいつまでも
覚えておいて欲しいから
幸せ祈る言葉にかえて
忘れな草を
あなたにあなたに

いつの世もいつの世も
別れる人と
逢う人の逢う人の
定めは常にあるものを
ただ泣きぬれて小籠につんだ
忘れな草を

あなたにあなたに

ライン

何思う(ヤマさん)

 何思う 大国は
ごり 押しで
戦い初め 身勝手な

何思う 小国は
民衆 の命
犠牲は 大に限りなく

何思う 両国は
早め の終わりを
メンツに 拘り終結遅し

ライン

怪傑ハリマオ

まっかな太陽 燃えている
果てない南の大空に
とどろきわたるおたけびは
正しいものに味方する
ハリマオ〜ハリマオ〜僕らのハリマオ〜

天地ならし 吹きまくる
嵐の中も まっしぐら
怒涛も岩も打ち砕き
勝どきあげて押し進む
ハリマオ〜ハリマオ〜僕らのハリマオ〜

空のはてに 十字星
きらめく星の そのように
七つの海を駆け巡り
正義に結ぶこの勝利
ハリマオ〜ハリマオ〜僕らのハリマオ〜

南十字星の歌

さざなみ光る砂浜に
一人聞く歌 子守歌
幼いころの思い出に
輝くは輝くは 南十字星

南国の夜は美しい
そよぐそよ風熱帯樹
しあわせあれとまたたいて
輝くは輝くは南十字星

思い出しては忘れない
一人あの歌口ずさむ
なぎさに呼ぶは夢の船
輝くは輝くは 南十字星

ライン

湖畔の宿

山のさびしい湖に
一人きたのも悲しい心
胸の痛みに耐えかねて
昨日の夢とたきすてる
古い手紙のうす煙

水にたそがれせまる頃
岸の林を静かに行けば
雲は流れてむらさきの
うすきスミレにほろほろと
いつか涙の陽が落ちる

ランプ引きよせふるさとへ
書いてまた消す湖畔の便り
旅の心のつれづれに
一人占うトランプの
青いクイーンのさびしさよ

ライン

長崎の鐘

こよなく晴れた青空を
悲しと思う切なさよ
うねりの波の人の世に
はかなく生きる野の花よ
なぐさめはげまし長崎の
あ、長崎の鐘が鳴る

召されて妻は天国へ
別れて一人旅立ちぬ
かたみに残るロザリオの
鎖に白きわが涙
なぐさめはげまし長崎の
あ、長崎の鐘が鳴る

心の罪をうちあけて
更け行く夜の月すみぬ
貧しき家の柱にも
気高く白き マリア様
なぐさめはげまし長崎の
あ、長崎の鐘が鳴る

ライン

影を慕いて(イトさん)

まぼろしの
影をしたいて雨に日に
月にやるせぬわが想い
つつめば燃ゆ胸の日に
身は焦がれつつ忍びなく

わびしさよ
せめて痛みの慰めに
ギターを捕りて爪弾けば
どこまで時雨 ゆく秋ぞ
トレモロさびし 身はかなし

君ゆえに
長き人世を霜枯れて
永遠に春見ぬ わが運命
ながろうべきか 空蝉の
儚き影よ 我が恋よ

ライン

慮情歌(ヤマさん)

★ 春雨や 待ち人を 待つ心かな

★ 木枯らしの 向こうは 春の姿成り

★ ウグイスの 鳴きの声 春花の鮮やかさ

ライン

雪割り草の思い出

わが愛を星に祈りて

小さな肩を後ろから
抱きしめたい日もあったっけ
雪解け道で声かけて
甘えてみたい日もあったのに
恋を恋とも知らないで
ただ見つめてた僕許しておくれ
ああ、今は一人で空にいる
君が寂しくないように
わが愛を
わが愛を星に祈ろう

雪割草の花びらに
願いを架けた日もあったのに
この手の指が触れたなら
泣き出しそうな君だったっけ
愛を愛とも知らないで
ただ夢見てたのね大好きな人
ああ、今は一人で空を見る
君が寂しくないように
わが愛を
わが愛を星に祈ろう


ライン

人生の並木道

泣くな妹よ。妹よ泣くな
泣けば幼い二人して
故郷を捨てた甲斐がない

遠い寂しい日暮れの道で
泣いてしかった兄さんの
涙の声を忘れたか

雪よ降れ降れ、夜道の果てに
いつか輝く曙に
わが世の春はきっとくる

生きていこうよ。希望に燃えて
愛の口笛高らかに
わが人生の並木道

ライン

ヤマさん(投稿)

我が祖国


我知るや
戦争を
燃える心で

我知るや
先輩の
若さ溢れる

我知るや
国を思いて
散りて悲し若鷹の君

ライン

新年

年改まり2003

誰もが望む 幸そして富

希望をもって 歩き出す

そんな姿は 麗しい

そしてたどり着く 満天の国

ライン

カスバの女

涙じゃないのよ 浮気な雨に
ちょっぴりこのほほ 濡らしただけさ
ここは地のはてアルジェリア
どうせカスバの夜に咲く
酒場の女の薄情け

歌ってあげましょう 私でよけりゃ
セーヌのたそがれ まぶたの都
花はマロニエ シャンゼリゼ
赤い風車の踊り子の
いまさら帰らぬ思い出を

あなたも私も 変われた命
恋してみたとて 一夜の火花
明日はチェニスかモロッコか
泣いて手を振る後ろ影
外人部隊の白い服
>

ライン

投稿(matsu)

思い出

後悔を

先に立たせて歩いてみれば

杖を付いたり転んだり>

ライン

薩摩旅情

南国情話

岬の風に泣いて散る
浜木綿悲し恋の花
薩摩娘は長崎鼻の
海を眺めて君慕う(しとう)

開門だけの山の巣に
日暮れは鳥も帰るのに
君は船乗り竹島はるか
今日も帰らず夜が来る

悲しい恋の舟歌を
うとうて一人波まくら
あの娘思えば男の癖に
握るろづかもままならぬ

会えない人を慕わせる
今宵の月の冷たさよ
可愛いあの娘も長崎鼻で
一人眺めて泣くだろう

南国遊覧コース

旅の振り出し鹿児島あとに
巡る池田湖長崎鼻よ
今日の泊まりの指宿は
ロマンチックな浜辺のホテル
バスに揺られて夢の南国遊覧コース

ライン

古き郷土の歌

薩摩兵児歌

おどま薩州薩摩のぶにせ
色は黒くて横ばいのこじっくい
今じゃこげんしてから芋どん食うちょっどん
やがちゃ天下をとい日がくっど

〜明治維新時に歌われた元歌〜

わたしゃ薩州薩摩のぶにせ
色は黒くて横ばいのこじっくい
体ゆすぐって肩いからせって
だいど〜せましと闊歩する

いまじゃこげんして
からいもドンくうちょっどん
のちにゃ天下をまたバイひっぱすん

茶碗虫

んだもこりゃいけなもんな
あたいやどんの茶碗なんだ
日に日に3度もあるもんせば
キレイなもんごあんさ
茶わんに付いたむっじゃろかい
メゴなど気歩くむっじゃろかい
まこてげんねこっじゃ ワッハッハ

んだもこりゃいけなもんな
あたいやドンの息子なんだ
日に日に6度も食べもんせばたまげたもんごあんさ
あたいがつっかたがすっねたろかい
それとも茶わんがこめたろかい
まこてげんねこっじゃ ワッハッハ


ライン

子守唄 

可愛いお前が あればこそ
辛い浮世も なんのその
世間の口が 何のその
母は涙で笑うのよ

可愛いおめめよ 丸い手よ
見ればなでれば 悲しみも
忘れていつか夢の国
母は楽しく 生きるのよ

辛い定めの 親子でも
わが子はわが子 母は母
神様だけが知っている
たまに会う日の子守唄

コメント耳に聞いた子守唄で題名もしりません。でも忘れられない歌です

ライン

記念樹

桜の苗が大きく育つ頃
僕らはみんな大人になるんだ
あいつとこいつ
あなたと私
真っ赤なほっぺをしているが

嬉しきゃないて
悲しきゃ笑うんだ
仲間がみんな見てるじゃないか
それでも悲しきゃ
大きな声で
呼んでみるんだ母さんと

ライン

ホーム
[PR]動画