2006年、平李のほのぼの詩旅情

時が過ぎてなお
私はここに存在する
幾多の別れと幾多の未練と
私自身が作り出した寂しさと
それでもなお
私はここに存在する

縁とは不思議なり
私は今
「人に守られ 人に触発され 人に希望を与えられ」
新たなる縁によって
2006年、3月
新たなる歌旅情の幕を開ける



『暗黙の了解』(真理)

幸せは 
余りに近くにありすぎて
いつのまにか
ここに存在することを
当たり前のように思っていた
そして
大切なものが
見えなくなっていた。

『何故?』

落ち度を
見つけられない自分に苦しんだ日々は
私の怠慢であり惰性
それを理解できた時
私の心に付いた一点のしみは消えた

『ありがとう』

私は
今を幸せでいよう
今の私のままでいよう。
そう決めた。

『いいよね』



『・・色・・』(林玲さん)

何だか寂しい
空の色
白い雲と
風の息
逢いたいな



『これから・・・・』(真理)

時は過ぎ
さまざまな思いをめぐらし
やっと生まれ変れた

さりげなく
時には強く
そして優しく伝えられる
言葉に助けられ
今をむかえた
ありがとう・ありがとう
私の思いは
それぞれの場所を
それぞれの立場で守る事
さあ、これから・・・・・



『喜び・・・・』(やよいさん)

窓から見える景色がとても好き・・
とても大きな絵のような・・
今まで気づきもしなくて
窓に立つのが好きになる
緑の山が少し紅葉して
雨上がりのもやがたっている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
             ゆっくりと時は流れて
             待つ一日の長いこと
             長い一日の組み合わせが
             振り返れば早いもの
             カレンダーが早くも2枚だけ・・


             早いのか遅いのか私には分からない?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰ったよ・・
無事に終わったよ
眼がとても明るくて
パソコンの光がまぶしく
眼に突き刺さるよ・・



『早起きコスモス』(林玲さん)

早起きのコスモスは 
まわりをぐるっと みまわした
あらっ まだ早かったかな
お日様の匂いが はなをくすぐったので
あ、起きる時間だって
思っちゃった
どうしよう

・・・・・コスモスさん コスモスさん
・・・・・ん? 誰かわたしを 呼んでるの
・・・・・そう、ぼくだよ 見えるかい
・・・・・あ、秋風さんだ
・・・・・ああ よかった 気がついてくれて
 早起きしちゃったんだね でも 
 もうすぐみんな起きだしそうだよ
 ほら 蕾が大きくふくらんで はじけそうになってきた
 もう少しだけ ぼくとおしゃべりしていよう・・・ね

早起きのコスモスは
もう平気
もう少しの間
やさしい秋風さんに 包まれて
お日様の匂いかぎながら
仲間を待っているのです



『もういいかい?まあだだよ』(やよいさん)

少し早くに咲きすぎた・・

誰もいないよ・・

あちら見てもこちら見ても

友達もいないよ・・

早くに咲きすぎたかな・・

     *****************************************

                  『金のなる木』

            「金のなる木が駄目になったの
            名前が名前の木なので気になって・・笑」

            しな垂れて、うなだれて・・・
            私の心のようになり
            思わず茎を切りました。
            
            あきらめて
            それでもたっぷり水をやり
            外にだしておきました。
            元気に空を目指して伸びてます。

            「捨てなくて良かった・・」

     ************************************

     『仮面』

元気よくげらげら笑い

大きな声でいつもにこやか

仮面を被り

肝っ玉母さん演じてる

落ちていく心拾い上げて


いつも元気の素振りは大変です。



『しあわせに。。。』(林 玲さん)

いつも 今が一番しあわせだ
この子たちの顔が 笑ってる
この子たちの命が 守られた日

いつも そんな日の積み重ね

それでも あの頃がよかったから と
あのときに 戻りたい日は
一日もない

その日 その時 あんなことを
しなかったら・・・・・
あの日 あの時 そんなところに
行かなかったら・・・・・

そんな思いは もちろんあるけど

帰りたい日は
一日もない

今日も 子供たちの守られた日に
ありがとうと 言いながら
今が一番しあわせだ と
思っている



子供のように(やよいさん)

何回も死にたいと思ったよ

でも、死ぬこともできなくて

泣くこともできなくて

ワッァと叫んで見たいけど

それもできずに居る私

子供のように泣きたいな。

             ****************************

                 馬が大好きなの・・
                 一度だけ乗ったことがあるわ
                 お尻をあげてもらい
                 やっ!と乗ったのに首がなくて

                 後ろ向きに乗ってしまった・・

                 皆に笑われて恥ずかしかったよ・・



汚い命(真理)

変わりなく美しい心で
時が過ぎてもただ一筋に
あなたを信じる事が私のしあわせ
たとえ身は遠く離れていても
はじまりの時の
必死でもとめあったころの
お互いのために生きる約束は
幾星霜を過ごして今
もっと深く 
そして穏やかな時代に入ると思ってた

ふとしたことで
純粋に暖めてきた思いに
汚い命が影を落とした・・・・・
何があっても
信じ続ける事が
いつかまた汚点のない美しい心に戻せるだろうか

葛藤そして愛・・・・(やよいさん)

 

「合宿は楽しかったよ

とても、とても、とても

楽しかったよ・・

海で海藻もとって

バイキングでたくさん

ごはんも食べたよ・・

でも、ちょっぴり疲れたよ(みき)」


*****************************

何が悲しいのかな・・・

考えても分からない

一人泣きたくても涙もでない

何が悲しいのか

考えても分からない

*****************************

ため息を付きすぎたのかな・・

だから、幸せ逃げたのかな・・

もう、やめたから幸せ戻って

みきの所だけでいいから・・

ため息をつかないから・・

   *****************************

願いはひとつだけよ・・・

早く元気になって・・

何もいらないただ元気だけ

お母さんが心配してるよ・・

やさしいみきになってね・・

愛の軌跡(平李 真理)

 
何時からかしら
私たち
どうしてかしら
私たち
これからどうなる
私たち

出会いは奇跡の
糸引くような
そんな二人だったよね
あって恋して
触れ合って
心も一つになっちゃった

何時からかしら
私たち
どうしてかしら
私たち
これからどうなる
私たち

夢はかなって
一つの部屋で
二人幸せだったよね
愛をそだてて
分け合って
いつも体を寄せ合った

何時からかしら
私たち
どうしてかしら
私たち
これからどうなる
私たち

時は過ぎても
この思い
わたしは決して忘れない
遠く離れて
暮らしても
心は一つと信じたい

貴方・・・・(やよいさん)

 
つまづいて転んだら
必ず後ろを振り返って・・・
いつも貴方の後ろにいます
つまづいたら私が支えます
だから絶対に立ち直ってね

暗くなりました・・
走る車の光だけ・・
スピード出してる
暗くなりました・・
車が走る音だけが聞こえて
なんだか淋しい雨の日です。

空っぽ(真理)

 
今日一日だけ
何も考えず
何も気にせず
誰にもかかわらず
誰の声も聞かず
空っぽの私を
貴方にゆだねさせて欲しい

慈愛・さりげなく(やよいさん)

 
楽しかったね・・
綺麗だったね・・・
チュリーップも
噴水もびっくりしたね
いつもバァの手を引いて
歩いてくれてありがとう。
******************************

      私もお姫様になってみたい・・
      可愛いかんざし沢山つけて
      引きずる着物は重いけど
      それも儚い夢の中・・
      知らず知らずに枕をぬらして

******************************
明日も元気に目覚めてね・・
そう、二人一緒にね・・
仲良く暮らすの、もう少し
ときおり顔を覗いては
布団軽く叩いてね
暖かく風の入らないように
私は貴方のあかちゃんなの?

あの時・・・・(林玲さん)

 
静けさのこもりは
うるささを呼ぶ

一人では居られないのに
ひとりになりたがる

明るい太陽の下が大好きなのに
暗い夜道で肩をすぼめる

あなたといて温まりたいのに
心が冷えていく

寂しさだと気づけなかった
意地っ張りの 私

夢の中へ(真理)

 
心地よい陽射しと
さわやかな風が
カーテンを揺らす
一人になった部屋の中で
つららつらら・・・・
いつの間にか夢の中へ

広い野原の
一本の木の下で
乙女のころの私が読書する
「ここは何処?」

通り過ぎた記憶が

夢の中に

赤ちゃん(やよいさん)

 
どこの赤ちゃんなの・・
お客さんの赤ちゃん
まだ45日とか
目がぱっちりと
しっかりと落とさないように
抱いていたわ・・
孫のときにも抱けなかった
私なのに・・
今、お客さんは安心して
マッサージ・・少しでも
心身ともにリラックスしてる
私は赤ちゃんをしっかりと抱いて
自然に身体が動いてる

ネットの旅(林玲さん)

 
窓の向こうに 山が見える
山の小道に 花が咲く
山の上から 雲海を見て
ひとり静かに散歩する

これでいいとは思わない
それでも誰かの声が聞きたい
道の見えない ネット旅
どこの街まで行ってみようか

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