独り言(あなたへ)

2009年:1月6日〜6月30日

ライン

出会った頃の約束は
見えない糸を幾重にも

幾星霜、時は過ぎて
それが恋の戯れだったとしても
その約束は私の中に存在する
いまは、
幾重にも重なった透明の糸が
愛に色づき始めているから

写真

ライン

決断の時

よく頑張ったね

とうとうその時が来たね

もういいよ

思うままになさい

あなたはあなたの

新しい人生を


いつかきっと

もっと大人になったとき

縁という糸がつながっていたら

もう一度

やり直せるでしょう

それも人生


何度も同じ過ちを繰り返すより

そのあやまちで

かかわる人たちを振り回すより

今は決断の時

思うようになさい

見守っているから

写真

ライン

ありのままに

無理しなくていいよ

そんなに

気負わなくていいよ

そんなに

あなたはあなた

ありのままに


もう何も言わない

もう何も聞かない

だから

恐がらなくていいよ

わたしはわたし

ありのままに


飛びだすのはあなた

送り出すのはわたし

戻るのはあなた

迎えるのはわたし

それが

ありのままの二人

写真

ライン

スタートライン

四月は旅立ちの月

毎年の繰り返し

自分自身を

軌道修正する月

今年もまた

新しい自分を踏み出す


回りが成長していく中で

取り残されそうな

不安を感じた日々に

自分自身の新たなる

居場所を見つけたかった。

そう思った時

ここだと思う場所を見つけた


時は過ぎ

気持ちの整理がつくとともに

我が心もまた

新たなる時を刻み始める

四月・スタートライン

写真

ライン

目覚め

ありのままに

心にあることを

伝えよう

言葉が

傲慢にならないように

常に

謙虚であることを

心がけていこう


ひとりひとりに

内在する善の心を

清らかな心の目で

見ることができる

そういう人になれるように


3月・桃の季節

新芽が芽吹くとき

我が心もまた

心地よい目覚めをと祈る

写真

ライン

冷たい風

子供のころの2月は

朝、玄関を開けると

雪が降っていました

南国なのに

雪の道を歩いて

学校に行きました


家の前には

藁ぶき屋根の馬小屋があって

私は汁椀に

積もった雪をいれて

砂糖をかけて食べました


大人になってからは

全然雪が降りません

降ってもすぐに融けてしまいます

今はもう空気が汚れてしまって

雪を食べるなんてことできないけど

まだ冷たい風のまっただ中

写真

ライン

希望

「おはよう!」

いつものように朝は来る

とりあえず目を覚ます

動きだせない肉体

つかめない心

物言わぬ口

同じことの繰り返し

それでも

待っています


「言ってくるね」

いつものように家を出る

かすかに返事が聞こえる

ひとりの時間

何をすることもなく

ただ時間を気にしながら

空っぽに家の中を散策する

同じことの繰り返し


「ただいま」

事をなし終えた者たちの帰宅

今日の出来事を語る食卓

入り込めない空気

存在のもどかしさ

同じことの繰り返し


それでも

待っています

貴方の明日を・・・・

写真

ライン

初春に誓う

全てが初めての年明け

心を真っ白なボードにして

今日からまた

新しい絵を描き始めよう

余計なことにとらわれず

見えない先を考えず

ただ目の前の目標と

今ある幸せを

守っていくことを

初春に誓う


どんなことも

いつかは思い出になり

それがだれかの役に立つことがある

心を痛めた日々も

私にとって必要だった

だからこそ無駄にはしないと

初春に誓う

写真

ライン

与えられたもの

感謝とは

与えられたもの

関わりあえた事


そのなかで自分自身を高め

人をも又

それ以上に高めてあげられる事

到達したときの満足感


大切なこととは

人として誕生した事

平和な時代を生きている事


それは全て先達の方々の忍耐と努力なり

ライン

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