気まぐれを戸惑う暦(こよみ)如月の 衣(きぬ)の温もりほのかに癒され (青葉さん、太郎さん、真理、林玲さん、やよいさん林玲さん)
雨上がり虹がくっきり弧の下の 輝くひとみは明日の架け橋
和やかに囲む食卓嬉しくて 永久(とわ)に続けと母のまなざし
そわそわと開けた窓からみはるかす 緑あをあを新芽の季節(とき)よ
月変わり稜線越えて春を告ぐ 雪割草の明るき色よ
冴え返る冷たき月の弥生なり 光帯びつも震るる小枝の
かぐわしき春花の香にむせぶころ子らの門出に咲きし桜よ
のどかなる城址公園そぞろ行く 弥生の空に光あまねし
朝方の強まりし風かみなりも 旅先の空景色を砕く
春爛漫隠れん坊の鳥 歌い しだれ桜の舞はみやびに
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